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15:00 起床
軽く食事して、お使いがあれば済ませておく。
16:00 お風呂掃除・お風呂の支度
日替わり入浴剤を用意しておく。伯爵のお気に入りは日本の草津の湯。
16:30 城のロウソクに点灯
17:00 伯爵・息子起床
親子は仲良く朝の吸血、クコールは薔薇のお茶を入れる。
18:00 伯爵の身だしなみのお手伝い
伯爵はうまくマントが結べない。実はクコールも苦手。 舞踏会みたいに気合いを入れる日は息子がやってくれる。 19:00 伯爵、人里を徘徊 コウモリになってあちこち飛んでいく。 人間ウォッチングは伯爵の趣味。要はヒマらしい。 クコールは遠目がねで伯爵の行き先を確認。 突然「昨夜行ったシャガールの宿の娘に靴を届けて来い」とか お使いを言いつけられることがあるので油断できない。 自分では飛べない息子も並んで遠目がねでパパ・ウォッチング。 可愛い男の子がいると、興奮してクコールを叩くのでちょっと迷惑。 21:00 帰ってきた伯爵と息子の食事・団らん 食事は伯爵が捕ってきた生きた山羊とか、 クコールが準備しておいたパンとかワインとか。 本当は親子は食べなくても平気みたい。退屈しのぎに食べてる。 お給仕しつつ、クコールもいろいろ食べる。 たまーに来客があるのでおもてなし。 23:00 伯爵親子は読書したり、星を見たり、レコードを聴いたり クコールはお茶を入れたりお掃除したり。 お掃除は書庫、テラス、霊廟、広間等日替わりで。 週に一度は舞踏会があって死者が散らかしていくので、結構大変。 基本はピカピカだけど、蜘蛛は好きなので蜘蛛の巣は払わない。 コウモリのリー君がまとわりついて来るので、適度に構ってやる。 04:00 伯爵就寝 親子はお休みの吸血。 棺のフタを閉じてあげるのはクコールの仕事。 05:00 城内見回りしつつ、消灯。 リー君が着いてくるので、小声で歌など歌ってやる。 伯爵のレコードの真似の上にウゴウゴだが、何気なく巧い。 06:00 読書 字は読めないが、図鑑や料理本を眺めてひそかに家事修行。 伯爵様をより快適にお世話するために、実は一日一冊ずつ読んでます。 実習でワインやチーズ、ヨーグルトを作ったりもしてます。 この時間に自家製ワインとナッツ類をつまむのが肌荒れの原因？ 08:00 クコール就寝 凍死しないよう、暖炉の置き火のそばで毛布にくるまって寝る。 |
妄想余って二次小説＝＞「冬の城」
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