8/26宮内良さんの「うたかいVol.3　青空の向こう」に行ってまいりました。

詳しくはファンサイト等でいずれ詳しいご報告があるかと思いますが、個人的なミクロ部分だけ、日記的に書かせていただきます。

……要は煩悩を消化したいのですね(^^;ＢＢＳに書くにはちと長いので、期間限定で載せておきます。

１．衣装のこと

いきなり横道の話ですが。

いや、前半の衣装、可愛かったですね〜。切れジーンズに、アメリカンテイスト？なパッチワーク系の可愛いジャケットを羽織って。まあ、ハルミに着せたいわ♪等と思いつつ。（だからこのへんがものすごく個人的というかミクロな味方してます）

で、歌いながら上着を肩だけはだけたりするんですが……下は白のノースリーブのサマーセーター、が、透けて見えるんですよね（爆）何が？とか嫁入り前の娘に聞かないでください、いや〜ん！（いや〜んとか言いつつ見てるし、こんなとこ書いてるし）切れジーンズからは生脚おみ足が見えていたそうで、絶対、観客煽ってる……とか思いました。（そんな目で見るなあ〜；）

後半は、黒のパンツに、黒のシースルーと肌色の二枚重ねＴシャツ。肌色シャツのほうにプリントされたタトゥー模様が浮かび上がるようになっていて、やはり色っぽくていらっしゃいました。腕にはダイヤカットの宝石をびっしりとちりばめたゴージャスなブレスレット。カッコイイ系でした。

さらに、アンコールでも衣装替え。銀色っぽい襟付きシャツに替えただけだったのですが、前髪をオールバックにして、短時間の変身をされていました。

２．ダンスのこと

普段からダンスを見慣れていないので、深いコメントは出来ませんが。この方のターンは大変スピーディーで鮮やかで、美しいです。前半の衣装はつぎはぎ調で、後ろがちょっとひらひらしていて、ターンがまたよくお似合いでした。

モーニング娘。の恋のダンスサイトなんかも歌って踊っちゃったりして。

観客もご一緒にのコーナーは、手話の歌はともかく、子供の遊び歌系（うたのお兄さんでもいらっしゃるので）は、トロい観客は笑って誤魔化してました〜；

しかしこの方、何をしてても不思議にナリス様（グイン・サーガ）に見えてしまうのは何故……？（するとナリス様のモーニング娘。見ちゃったことになるのかしらん？）

３．歌のこと

言うまでもなく、本題はこちらです！

ファン暦どころかこちらの業界暦の浅い私は知らない歌も多かったのですが、美しい声と明瞭な歌詞、抜群の歌唱力で全曲心地よく聴き入りました。

定番曲が多いのかと思いきや、ポップスも交え（「少年時代」とか美しゅうございました）、ミュージカルナンバー等（「ジャッキー」「闇がひろがる」はものすごい迫力でした！真面目に鳥肌モノ）。ご自分で節操なしに歌っていると仰っていましたが、どのジャンルでも聴かせてしまうところは見事です。

そして、私の脳味噌を破壊する曲が登場したのです。……「この耳に響く声」を書くときにヒントにさせていただいた、舞台の曲「ヴァンパイア・ワルツ」でございます！

ヴァンパイアの伯爵さまとその従者（もとは人間）の、妖しく美しいデュエットなのですが、何しろ数年前の作品で、ＣＤも残っておりません。にわかファンの私にとっては幻の曲と化していたのですが……まあ、本物の伯爵さまが歌ってるぅ！相手役の声は、何とあらかじめご自分の声を用意して、一人デュエット。

ここまででも、何しろ幻の曲を聴けたということだけで感動なのですが、まだ先が。

いつも一緒にいるピアニストの方は、この曲になるとするりと退場（カラオケなのでたしかに出番がないので）、舞台の上には良さまが一人。（つい良さまとお呼びしてしまいます、この方は）本来ならば、伯爵と従者のセリフが入る間奏をどう過ごされるのかと思いきや。

上手のピアノの椅子に腰掛けて、さっきまで自分のいた舞台中央に視線を投げる、というマイムを！私には、誰もいないその場所に従者・クリストファー（役者：駒田はじめ希望）が見えました。ええもう、はっきりと！でも、クリストファーは実態じゃないんですよね。むしろ、ありうべからざる幻を見ているような……そこにいて欲しいと切なく願うような、表情だったと私は感じました。（このへんは、わーい、まるで「この耳に響く声」だ〜等と思ってしまった非常に手前味噌な解釈です。どっちかというと「ギムレット」が正解なんですけどね；）

この良さまの眼差しは、いまだ妖しく私の胸に残り、脳裏を曲が回っております。

終わりは案外あっさりで、もう少し長くてもいいなあ〜と観客は身勝手に思う次第でございました。（それでも二時間；歌うほうは大変です〜）

さて、コンサートのご報告というか、私の壊れ報告もこのへんであっさり？打ち止めさせていただきます。