2007年にも同じライブに行っているんですが、観劇記がないな。ブログの日付を見ると業務繁忙期だった模様です。

　今年も、一並びの本日、千秋楽だけ行って参りました。仕事が終われば別の日程も行きたかったんですが、ちょいと無理でしたね；

　さて今回のライブは、駒田さんと出身のイッツ・フォーリーズの役者さんたちが出演。一人ずつソロではなく、皆で歌ってハーモニーを聴かせるという趣旨。それぞれに歌唱力・表現力のある皆様のハーモニーはお見事でした！

　ミュジージカルナンバーやポップスに始まり、劇団主催だったいずみたく先生のメドレーや、駒田さんが役者を志すきっかけになった「今・今・今」等、聴き応えのある歌がたくさん。駒田さんのことなのでもっとしゃべるかと思っていましたが（笑）、ずーっと歌ってましたよ。

　いずみたく先生のメドレーを聴くのは二回目ですが、前回聴かなかった曲ばかり。あれもこれもいずみ先生の作曲なんだと思うと驚異的に幅広いです。ポップス、演歌から、アニメの主題歌にＣＭソング。「チョコレートは明治」とか、いずみ先生なんですねえ。

　いずみ先生はどんな音楽も手がけるけれど、とりわけお好きだったのはクラシック、とくにモーツァルトとの紹介があり、納得。裏表のない開放的な音楽で、人々の心に真正面から飛び込んでくる。難易度を競ったり、思わせぶりな謎かけをしない、子供の心で楽しめる音楽。駒田さんのお芝居には、いずみ先生の音楽性が引き継がれているんだろうなと思います。

　ちなみに私もモーツァルトは大好きです。「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」の歌アレンジも楽しく聴きました。あらゆる楽器の中で「人の声」が一番好きな私には、最高のアレンジかなあ。幸運にも最前列の右端という良席にありつけたので、客席に背を向けて指揮棒を振るう駒田さんの横顔も観られましたヨ。ものっスゴイ笑顔で振ってました。

　あと女性四人だけで歌った「Lullaby」という曲。麻生かほ里さんの曲だそうですが、心洗われる思いでした。人の声でも、女声のほうが好きらしい私。高音が美しいと、カラダに気持ちいいんですよねえ。（調べたらどうもゲームのキャラソンのようです、びっくり）

　男性だけの「夜空の向こう」はパートを分けてソロを聴かせてくれました。一番おいしいパートを歌った駒田さん「キムタクかよ！」って後から笑っていました。実際に誰かに手を握り返された記憶がリアルに蘇っているようで、切なくなっちゃいました。

　ちなみに駒田さんの今日の衣装は、黒い中折れ帽にグレーのジャケット、白シャツ、黒タイ、黒ズボンだったかな？　モノトーン調で、トラディショナルなきちんと感のある感じ。駒田さんはもっとラフな衣装や原色を好むイメージがあったので、ちょっと意外でもありました。ここ数年、こういうテイストをちょこちょこ見かける気がします。個人的にはモノトーンのきちんと服は大好きさ。

　帽子を取ったら髪が相当伸びていて、とくに前髪がワンレン状態。サンチョ役に向けて、どんな髪型の指示があっても対応できるように伸ばしているのかな？と、ファン同士で噂。

　こじんまりした会場でしたので、千秋楽後の会場でうだうだしていると、バラシに加わる駒田さんの姿が見られました。皆でサイン等お願いしたら「また名古屋でな！」って。……名古屋遠征することが当然の前提ですか、まあ、するんですが（笑）うん、今日で駒田さん分補給したので、二ヶ月ばかり仕事頑張って、三月の名古屋レミゼを楽しみにしますヨ♪